▏進学コース
日本での大学、大学院、専門学校への進学のために「読む、書く、聞く、話す」の総合的な日本語能力を身につけるコースです。充実した日本語能力試験・日本留学試験対策はもちろん、日常会話や作文など実践的でバランスのとれた授業計画により、確実に上達を実感することができます。
時間割
午前クラス | 午後クラス | |
---|---|---|
1時間目 | 9:00~9:45 | 13:00~13:45 |
2時間目 | 9:50~10:35 | 13:50~14:35 |
3時間目 | 10:45~11:30 | 14:45~15:30 |
4時間目 | 11:35~12:20 | 15:35~16:20 |
※午前クラス・午後クラスのいずれかのクラスになります。
※土日・祝日・学校の定める長期休暇期間は授業がありません。
カリキュラム
授業科目 |
内容 |
初級Ⅰ |
総合的な日本語能力試験N5レベルの日本語力の養成。簡単な文型を積み上げていくことにより、「聞く」「話す」を中心に日常生活の基本的な場面において、簡単な日本語によるコミュニケーションを可能にする。本冊に付属した聴解、読解、作文の教材を、並行使用することで、バランス良く四技能の上達を促す。 |
初級Ⅱ |
総合的な日本語能力試験N4レベルの日本語力を養成。初級Ⅰの基礎の上に文型を積み上げ、物事を説明したり、気持ちを伝えたりする表現を用いて、日常的な場面を想定し、話せる力を養う。付随教材の利用により、さらにバランスのとれた日本語力を養う。 |
中級Ⅰ |
日本語能力試験N3レベルの日本語力を養成。この段階から、読解においては指示語、接続詞を押さえながら、段落毎に要旨を掴んでゆくテクニック的な読み方を始める。また、既習の文型や表現を振り返り、一層の定着を図っていく。総合の時間には同じ教材で四技能を伸ばす時間を設け、また科目別の時間でさらに能力試験に向けた語彙、文型、文法の練習、定着を図る。 |
中級Ⅱ |
日本語能力試験N2レベルの日本語力を養成。指示語、接続詞をおさえて要旨を掴んでゆく読み方をさらに徹底させる。少しずつスピードを上げながら、読む練習を行なう。科目別の時間では、随時復習を行ない、演習問題でN2レベルの更なる定着も図っていく。また、総合の時間には、ある話題について皆で討論する時間なども織り込んでいく。変化をつけて、授業が硬直化しないようにする。 |
上級Ⅰ |
日本語能力試験N2レベル合格を目指す。N2試験へのまとめの段階であるこの時期は、既習の内容を復習・確認できるよう、文法・語彙などの科目別の授業の中で演習の時間を増やしていく。先を予測して聞く、あるいは読む力をさらに養成するため、読解、聴解の途中で先の予測を考えさせるなど、ただ問題をやらせて終わりという単純な形で終わらないよう、工夫した授業を展開する。 |
上級Ⅱ |
日本語能力試験N1レベル、日本留学試験に対応できる力の養成。 自分の考えでなく、問題文の中から回答を導くという、今まで積み上げてきた読解解答の方法をさらに徹底して磨いていく。 N1レベルになると、問題文自体も複雑になることから、今まで行なってきた読解法の基本を復習しながら、複雑な文章を読み解く読解力を養う。総合の時間では教材では扱わない時事問題にも触れ、今日のニュースなどに触れながら、学生に時事問題の重要さを認識するよう促す。 |
最上級Ⅰ |
今まで取り組んできた学生への日本語教授のまとめの時期。とりもなおさず、学生が日本語能力試験N1に合格し、日本留学試験で個々に学生の目標を掲げ、成果を得、次のステップへ向けて、各学生の精一杯の努力で最大限の結果を得られるよう、各学生に目を配りながら学生それぞれの問題点を押さえ、さらにいい点は伸ばすための教育を行う。 |
最上級Ⅱ |
進学先で適応できる総合的な日本語力を養成する。 試験が終わり、卒業を待つこの時期には、次のステップへ向け、専門学校、大学での勉強を踏まえて、それに対応できる力を養うことを目的に、アカデミックジャパニーズ教材を扱う。総合の教材では、日本独自の話題を扱ったものを増やし、一層の日本社会への理解を促すよう指導する。 |